ベローズ型エキスパンションジョイントが出来るまで
ステンレス製の薄板材料をパイプ形状にし、液圧成形やウレタン成形・ロール成形といった特殊技術を用いて連続したヒダをつけます。その後、種類によっては、熱処理や酸洗いなどを施し、ベローズが完成します。ベローズにフランジを溶接または機械加工で取り付けしセットボルト、内筒等を取り付けて完成です。
ベローズ型エキスパンションジョイント特性
- ・完全なシール性を確保している。
- ・十分な伸縮性と伸縮回数が選択できる。
- ・耐熱、耐圧、耐食等あらゆる使用条件に適した構造が選択できる。
- ・配管スペースを簡素化でき、配管コストを削減できる。
- ・メンテナンスが容易
適応液体
ガス・排ガス・焼却ガス・空気・高温空気・油・冷温水・蒸気・灰・珪砂など
ベローズ型エキスパンションジョイント推奨使用方法
- ・排気ガスの振動吸収
- ・煙道、ダクト等の伸縮吸収
- ・ボイラチューブと管板の接続